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赫赫

僕たちは何もかもを欲しがるくせに
何もない中で幸せ探すのが楽しかった
満たされない時は求めてばかりなのに
手にしてしまったら持て余してしまうの

喜嶋 陽子

恋のVirus

散々な別れ方をしたのに僕と来たら
未だに君の悪口さえ言えないでいる
話し方も少し抜けてるところだって
愛おしくて堪らなかったんだ

喜嶋 陽子

ロックンロールに込めて

何で痛いのかはわかってる
自分の詰めが甘いことも知ってる
わかってるから苦しくて
変えられない心を憎んだ

喜嶋 陽子

終幕

どんなものにも終わりが訪れて
形が崩れて虚空に攫われる
明日があることをただ噛み締めて
命の儚さに踊らされてゆく

喜嶋 陽子

僕がいつか死んでしまう時に
一緒に棺桶に入れて欲しいもの
そんな大切なものを見つけられるまでは
僕はまだその寝床には要はない

喜嶋 陽子

秘密

誰にも見つからないような場所で
神様に見せつけるようにキスをしよう
僕らの誓いは世界じゃ足りない
宇宙の最果てで答え合わせをしよう

喜嶋 陽子

ANSWER

不正解ばかり選んでしまう日々に
蓋をして見て見ぬフリした僕は不正解
臭いものは嗅ぎたくないし見ていたくもない
自分の弱さを認められない今日この頃

喜嶋 陽子

LEMON

抱きしめ合えたならば空っぽの僕の
右胸に君の鼓動が響き渡って
ようやく心臓が完成するみたいだ
この間にあるものが心なのかな

喜嶋 陽子

五月の病とベルゼブブ

また今日も朝早い電車に揺られてる
生きるために働いてる、でも生きるって何だっけ
死ななきゃ良いんだっけ息をすることだっけ
わからなくなってしまったのはいつからだっけ

喜嶋 陽子

GEAR

生きることが僕には苦しくて
生きなきゃいけないと思っていても
死んだ方がマシだと感じてしまって
そんな世界が少しだけ憎い

喜嶋 陽子

死生観

大切な何かを失うことを恐れて
強く握った拳で潰してしまっていた
昨日何食べたかさえ忘れかけるのに
10年前のあの日は鮮明に覚えている

喜嶋 陽子

forgive yesterday

許せないことが増えてきて
心の間取りに余裕がないや
君の居場所もとうに失くなって
響き渡る声が虚しいや

喜嶋 陽子

小説にならない日々

誰かに話せる武勇伝的な毎日は
僕の日常にはないけど今幸せだよ
この生活を切り取って小説を書き下ろしても
売り上げは散々だろう 僕だけの幸せだから

喜嶋 陽子

1mm

君の気持ちも全てわかってるつもりでも
要らぬ脚色や僕の卑屈で
上振れしたりまたは届かなかったりする
ふざけて描いたように見えたあの落書きも

喜嶋 陽子
  • 2022/8に登録

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