アルバン・ベルク:演奏会用アリア ぶどう酒 (テナー・サキソフォン版)
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
★ベルク晩年の傑作です。ワインに飲まれた人間たちの生きるくるしみ、よろこびを、みごと1曲のなかへ凝縮しています。
★オーケストラ伴奏つき歌曲です。しかし音楽は声を独奏楽器とした器楽コンチェルトのソナタ楽章ふうに構成されてます。
★この曲はソプラノ歌手ヘルリンガーからの委嘱作として書かれました。彼女の要望は、かつてモーツァルトが書いたような大アリアを歌うことでした。
★ベルクはA-B-A'のダカーポ・アリア様式をモデルに、音楽を形式づけ、ボードレールの歌詞も再構成したのでありました。
★まず、まるでワインが発酵していくかのようなオーケストラだけの序奏で始まります。ほどよく高揚したのち、落ち着いた感じで独唱がボードレールの詩を歌い始めます。
★『酒のたましい』。Aの部分。ソナタ形式のようにふたつの主題部分があって、第2主題はタンゴのリズムを採用しています。
★クライマックスでいきなり中間部の躍動的な『愛しあうふたりの酒』へつながります。
★そして短いソネット『孤独者の酒』が圧縮されたAを再現します。タンゴもまた出てきます。
★Aの再現部の直前にオーケストラだけの美しい間奏部分(クラリネットソロがラプソディ・イン・ブルーの冒頭よろしく活躍する箇所)がはさまるのですが、こちらはBの後半をそのまま鏡合わせのように逆行させた音の作りになっていて凝っています。
★本来ソプラノソロのために書かれた音楽です。
しかし詩は男声でうたわれるにふさわしい内容をもっており、作曲者もテナー歌手による演奏の可能性を考えていたようです。
この演奏ではテナーサキソフォンをソロに据えております。
★コルグのDTM音源NS-5R一台だけでフルオーケストラの生々しいサウンドを表現してみました。いかがでしょう?(^_^)
佐藤 陽子コメント(2)
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