ベルク・ヴァイオリン協奏曲〜ある天使の思い出に (第1楽章)
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
昔とある日本の大御所作曲家が「無調音楽に傑作はない」と書いたことがあるそうなのですが、
こちらの音楽は、そんなたぐいの極論を一蹴してしまう傑作だと思います。
ヴィーンの作曲家ベルクが、親しくしていた少女の死にさいし、
レクイエムのつもりで書いたヴァイオリン協奏曲です。
しかし書き上げた直後にベルクは急死、ベルク自身のレクイエム音楽になってしまいました。
これがモーツァルトのくだんの逸話と重なるあたり、興味深いです。
第1楽章はヴァイオリン独奏を、かの少女になぞらえて、日頃のそぶりなどを音楽にしたもの、です。
いわゆる「無調」の「厳格な12音技法」で書かれたとは思えないくらい、抒情的な不思議な半調性的な音楽が奏でられます。
2つの部分からなり、それぞれ三部形式っぽい自由なラプソディ形式と、複合三部形式をとります。
まるで子供が言葉を話し始めたときのような、冒頭ヴァイオリン独奏の、
単純極まりない4本の開放弦(指を押さえないで素で弾く)とクラリネットの合奏から始まり、
それがだんだん複雑に展開してゆくのが第1部。
第2部はレントラー舞曲のリズムにのってヴァイオリンが踊り出します。
踊ってみたり、駆け出したり、物思いに沈んでみたり。
感極まったかと思えば、ヨーデルに似た民謡のメロディが聴こえてきて、それにヴァイオリンも呼応します。
GM音源だけでここまでやるかというくらい手の込んだ音作りをやってます。
ぜひ聴いてみてくださいませ。(^o^)
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