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Mr. Dieingly Sad (cover)

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作品情報

ジャンル ポップス
参加形態 単独
公開

作品紹介

39曲目 は 1960年代中盤の米国のポップグループ The Critters(ザ・クリッターズ)の「Mr. Dieingly Sad」をカバーしました^^

この曲は1966年リリースなので今年で60周年ということでお祝いカバーです^^
ただ元々ボサノババラードにアレンジしやすい曲調なので、ボサノバ度を高めて今年の夏曲カバーの一環という扱いにもしました^^(夏曲カバーはあと1~2曲作る予定^^)

ちなみにこの曲は最高で全米17位になった彼らの最大のヒット曲ですが、日本ではバンド名も曲も多くの人が知らないと思います・・・・が、

実は全国展開している”「超有名チェーン系スーパー」の店内BGM”として現在(令和8年中旬時点)でもたまに流れることがあるので、その系列のスーパーを利用される方はバンドもタイトルも知らなくても曲は「おや、聴いたことがあるような?」かもしれません^^
(もっともGONTAのように買い物中に店内BGMを気に掛ける人は少数派だとは思いますがw)

バンドについてはGONTAも詳しくはないですが、曲の方は昨年「Let me be the one」のカバーを投稿した際の解説欄に少し書いた「ソフトロック界隈」ではかなり有名な曲で、その界隈のファンであるGONTAも聴いてすぐにハマりました^^

作曲はメンバーの Don Ciccone(以下シコーニ)で世界的にもそんなに知名度は高くないですが、後にあの「君の瞳に恋してる」でお馴染みの Frankie Valli(フランキ・ヴァリ)の「フランキ・ヴァリ&フォーシーズンズ」に1973~1981の間加入していたので、そこそこのポジションのミュージシャンだったとは言えると思います^^(もっともフォーシーズンズ自体の人気が下降してる時代でしたが・・・)

ただ The Critters としてはこの曲以外はあまりヒットせず、実質的には一発屋で1967年には解散したそう。
しかし解散理由は商業的成功が低かったことよりもメンバー各々の都合によるところが大きく、一人は大学進学でしたがシコーニや他の数人は軍隊への入隊が理由とのことらしいんです。

1960年代中盤というと日本人にとっては東京オリンピックや新幹線などの時代ですが、世界的にはやはり「ベトナム戦争の時代」でして。(かのエルビス・プレスリーも入隊で活動中断してましたし)

シコーニ達が徴兵だったのか志願入隊だったのかはわかりませんが、彼らもそういう時代の波に飲みこまれてやむなくバンドを畳むしかなかったようです・・・
ただ幸いにもエルビス同様最前線には送られず全員無事に除隊し戻ってきたようです^^

なぜわざわざベトナム戦争の話を書いたかというと他にも理由がありまして。
実はこの曲の歌詞がそこに少し絡んでいるらしいんです。

冒頭から「そよ風が君の髪を乱すけれど、君は些細な心配事を笑顔で吹き飛ばす」という感じの甘く囁かれる美しい詩で他の所もほとんどそういう傾向なのですが、タイトルでもある Mr. Dieingly Sad だけは「死にたいくらい寂しい男」という真逆のニュアンスで、サビ終わりに必ず付いています。

これはおそらく
”恋人と甘い時間を過ごしているけど彼女は少し先のことをわかってないから「Mystyfingly glad=不思議なくらい嬉しそう」だけど、少し先=入隊する未来 を知っている僕は死にたいくらい寂しい男”
というイメージなのだと思われます。

基本的には甘く囁くラブソングだと思いますが、ベトナム戦争という時代背景を知らずに聴くと「主人公はなんで死にたいくらい寂しいの?」になっちゃいますよね。
ずっと明るい歌詞なのに急に唐突に「I'm Mr. Dieingly Sad」ですからねw

ただおそらく当時のリスナーは時代背景を理解し共有しているのでこの曲の真意がすぐに伝わり感情的な共感があったのかもしれません。
ボブ・ディラン の「風に吹かれて」や ジョン・デンバー の「傷心のジェット」あたりにも共通する世界観というか。

でも一番最後に「”Not” Mr. Dieingly Sad」で少し前向きになるあたりが救いなのかな^^

曲の美しさだけでなく歌詞もヒットした要因だったのではないでしょうか^^

*カバー曲の構成について

いつもと同じくボーカルとコーラスは全部自分です。
インスト部分は普段と同じく全部DTM打ち込みです。

「Take my hand and walk with me ~」 の後のコードを maj7 から dim に変えた所があります。

この曲は基本的に「歌モノ」なので今回はあまり打ち込みの方はこだわっておらず、両サイドのギターあたりは「いかにも打ち込み」な感じに聴こえるかもしれませんw

ただむしろそれが「AI不使用作品らしさ」になるという”異様な時代”になったので、あえてあまりリキを入れませんでしたw

歌に関してももしコンテストに出したりするのならば少なくともボーカルで2か所くらいコーラスで3~4か所くらいはピッチ修正すべき部分があると思っています。
ですが、あえて微妙な粗さはそのままにしてあります。

その方が明らかにAIシンガーよりヘタに聴こえ、あえてその状態を残すことで「歌いたくてやってる」「趣味だからやってる」ということが皆様に伝わると思ってそうしてます^^

*こちらは原曲
https://www.youtube.com/watch?v=HV4Tq1ZJZzs&list=RDHV4Tq1ZJZzs&start_radio=1

原田 香織

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