ベートーヴェン作曲「ピアノソナタ第23番ヘ短調作品57”熱情”」より第2、第3楽章
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
第1楽章(http://musictrack.jp/musics/14570)に引き続き、第2、第3楽章。2009年2月13日、出身大学で行われた音楽祭、第33回 萩音会音楽祭での演奏より。宮城教育大学講堂。ピアノはYAMAHAのグランドピアノ。
※※2010年8月28日、Sound it 5.0でノイズ除去等を再度調整しました。前回はちょっと深さが過ぎて、元の音まで少し壊してしまっていたようにおもったので。
※2010年8月22日、Sound it 5.0でノイズ除去等の簡易なマスタリングを施し再アップしました。
※ベートーヴェンと聞いて、人は、「ああ、あのメロディー(旋律)がとっても美しい作曲家ね」と答えるだろうか。「ジャジャジャジャーン」と答えるだろうか?っていうのは後者を強調したい故の、意地悪二者択一だ。しかし、「エリーゼの為に」を引き合いに出さずとも、いわゆる3大ピアノソナタにおいても、8番悲愴、どうだろう。14番月光、どうだろう。ベートーヴェンは美しい旋律の類まれなメロディーメーカーである。しかしそんなことはどうでもいい、もっと大切なことがあるじゃないか、作曲という音楽表現において、といわんばかりの作曲という行為における明確な意思が、彼にはある。矛盾しているが結局のところベートーヴェンは類まれな美しい旋律のメロディーメーカーにしてそのことをどうでもいいと言わんばかりのジャジャジャジャーンの作曲家なのだ。そんな彼が音楽史上の時代区分において、古典派における作曲技法を極め頂点に導き、そして古典派そのものを破壊し、ロマン派を切り開いた。ロマン派の作曲家はすべてベートーヴェンの作曲における意匠の影響下にある。またベートーヴェンは、J・ケージ(http://musictrack.jp/musics/25594)を登場させる、20世紀の音楽(いわゆる現代音楽)の現れ方を予期しているといっても過言ではない。
※さて、この熱情の2楽章~3楽章だが、2楽章の旋律は楽章の終わり、アタッカでなだれ込む3楽章の直前、メロディーがものの見事に断ち切られる。ちぎられるのでもなく、つぶされるのでもなく、鮮やかに断ち切られる。こんなのってあるだろうか。唐突にして見事である。強引なようでいて不自然ではない。まったりとしていてそれでいてしつこくない、というのは美味しんぼの台詞であった。たしか。
廣川 裕太コメント(0)
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