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Daily Bread - soba -

友人はそう多くないけれど
ずっと親しくしている
そんな1人がいて

しばしば青いラインの入った
快速電車に乗って
会いに出かけるんだ
 
おなじみの駅の
改札を出た広いところ
13時に待ち合わせて
またあのショッピングセンターへ

“元気そう?” 言い合いながら
お店を見て歩いてから
いつもの “昼飯どうする?”
少し候補を出したあと
やっぱり “蕎麦” がいいかなって

例えばガッツリ焼肉なんて
ほとんどない2人でさ
そこも気が合うんだ

季節の野菜の
天ぷらを一緒に頼もう
“ざる蕎麦” を注文したら
決まって食べたくなるんだから

おいしさは想像通り
最近はこうなんだとか
あの漫画おもしろいとか
なんともない話をして
ツルツルサクサク平らげるよ

「 そうだちょっと歩くけれど
歴史公園の近くに
風情ある蕎麦屋があるって
次はそこにする? 」
そんなゆるめの約束をして
夜になる前に解散する
本当に普通だけれど
なんとも言えない
心地よさで

何の力も入れないで
自然体でいられるから
しばらくしたらまた会って
他愛のない話をして
穏やかな時間を過ごそう

どんなに歳を重ねても
あの駅で待ち合わせてさ
なんでもない顔を見せよう

作品紹介

「毎日の糧となるもの」をテーマにした
「食べ物」にまつわる詞の第3弾となります^^

今回は「蕎麦」の回となっており、
気の合う友達とのことを詞にしました。
本当に普通のことを詞にしていますが、自分にとってはとても大切で^^

「Daily Bread」は大切なエピソードを
食べ物とからめて詞にしております。
第1弾の「お雑煮」の回は家族、
第2弾の「オムライス」の回は恋というかたちになっています^^

高橋 亮介

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