/

たとえばこんな一日のように

風はもう 秋の匂い 
夕焼け色の 木の葉

ひらひらと舞いおりて
並木道を 染めあげてゆく

どれくらい このままで
僕ら 居られるかなぁ

かじかんだ 手のひらを
もてあましている ふたり

ねぇ 季節が移りゆくのに
理由なんてないみたいに

移り気なセカイで揺れる心
不意に カタチを見失って
ワケもなく不安な気持ちになる
たとえば こんな一日のように

眠れずに過ごすなら
夜中だって出かけよう

冷めた風 吹いたなら
この手をつないでみよう

先のことを 悩んでみても
それはきっと 意味なんてない

僕のポケットの中に誘った
君の手を イトシク思う
なんて単純な気持ちひとつで
ほらね 何度でも満たされてゆく

新しく 覚えてゆくみたいに
ひとつ ひとつ 重ねたなら
セカイは色づいてゆくよ
たとえば こんな一日のように

コメント(0)

コメントを読むには、ログインが必要です。

作者の他の作品

『虹色カナタ』 Image Story ep:07

彼女が旅立ってから、どうやら一週間ほど経ったらしい。
らしい、というのは、僕がすっかり抜け殻になってしまい、あまりの弱りぶりに両親が心配するほど
だったからだ。焦点の定まらない目で天井を見つめながら、時間も忘れて、聴くことができなかった
彼女のあの最後の言葉を、破れかけた記憶の中から、必死に手繰り寄せようとした。

佐々木 聡太郎

ピース!

人であふれる 交差点
みんな違う今を すれ違うだけで
きゅっと さみしくなる気持ち...隠して
ふわり peaceful smile

佐々木 聡太郎

『虹色カナタ』 Image Story ep:04

「お金・・・これだけしか無かったよ」
「700か・・・うーん。オジサンも譲ってやりたいのは山々なんだが、これじゃちょっと、な・・・」
「そう、だよね・・・」
「オジサンも苦労して手に入れた品物だから、な。悪いが・・・」

佐々木 聡太郎