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よろしく哀愁 ★タイムカプセル-3★

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作品情報

ジャンル Jポップ
参加形態 単独
公開

作品紹介

物置から小学5年生の娘が、埃をかぶった小型ラジカセとカセットテープBOXを持ち出した。
何が入っていたかと聞いてみると、昔録音した音源が。
ワースアンドベターという名前で、二人で歌っていた時の音源とか、色々出てきた。

徳永英明がカバーアルバムを出して話題になったが、その先駆けで、吉田拓郎が昔、はじめてのカバーアルバムを出した。
その中に収録されていた曲を、Tサトルが演奏したいというので、練習した。
アイドルの歌なんて、興味なかったから、あまり気が乗らなかったが、久しぶりに聞くと懐かしかった。

話は変わるが、僕は学生時代から、重度障害者の人たちのボランティア活動をしていた。
ジュンちゃんという車イスのかわいい女の子がいて、そのお家にも時々遊びに行った。
ジュンちゃんは郷ひろみの大フアンだった。
年月が流れ、ジュンちゃんのご両親もいつしか亡くなり、ジュンちゃんは今、重度障害者の人たちが生活する施設で暮らしている。
その施設にも、年に1-2回コンサートをしに行っているが、数年前までは、相変わらず、ジュンちゃんは郷ひろみの大フアンだった。
ジュンちゃんのノートパソコンを開けると郷ひろみの笑顔が出てきた。
部屋には大きなポスターが貼ってあった。
一昨年だったか、コンサートを聴いていてくれたジュンちゃんに、郷ひろみの話題を振ると、
『郷ひろみなんて嫌いや!」という、意外な言葉が出た。
あれほど、ずっと好きだったのに、ジュンちゃんに何があったんだろう。

ジュンちゃんが普通の子供だったら、小学校高学年ぐらいの時に、家庭訪問に来てくれた大学生のお姉さんに手伝ったもらって、詩を書いた。
小児麻痺で両手両足は自由がきかない、口にした言葉を大学生のお姉さんが書き写した物だ。
ボランティアグループに入ったばかりの僕は、『励み」というボランティアグループの機関誌のバックナンバーも何冊かもらい、どんな活動をしているのか、興味深く読んでいたら、ジュンちゃんの詩を見つけた。
この詩を見てすぐに歌にしようと決めたが、そのままでは歌詞にならないから、すぐに家庭訪問して、詩の一部を書き換えても良いかと、了解を取り、ジュンちゃんの意見も参考にしながら、歌にした。
作品ナンバー「55036 ・ じゅんこの夢」も公開しています。

青田 幹

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