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ありふれた人生

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作品情報

ジャンル フォーク
参加形態 単独
公開

作品紹介

重いハンディのある人達と友だちになろうというサークルに入ったとき、多くの戸惑いを感じました。
例えば、ある人は手足が不自由で寝たきり、目は見えていないだろう、耳も聞こえていないだろう、と聞かされました。
当然その人は人とコミュニケーションも取れない。
何の為に生きているのか、生かされているんか、僕自身の人生観が試されました。簡単に答えは見つからない。
夏休みのバイト先で、「そんな人は早く死んだ方が社会の為、家族の為や」といわれて、心の中では激しく反発しましたが、何も言い返せなかった。
秋になってこの詩を書きました。
その頃はノーマリゼーションとか、ノーマライゼーションとかの言葉もまだ知らなかった。

「おぎゃ-」とこの世に生を受けて、無駄な命、不必要な命など一つもない。一つ一つの命にはみんな意味がある。
目に見えない大きな力が存在し、人はそれを運命とか神とかという。
僕たちはみな生かされているんだ。
ハンディのあるなしにかかわらず、命ある限り、精一杯生を全うする義務がある。

そんな風に言えるようになったのは、もう少し先のことでした。

青田 幹

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