さざなみのように 奏でるピアノ
美しい人の 指はしなやか
脳裏に映され 心切なく
それはニーノ・ロータ ふるえる想い出
ラウンジキャンドル 仄かにともり
あのときのままに 時間は止まる
ただ違うことは きみがここに居ないこと
別離(わか)れるべきでは なかったこと、今に想う
琥珀のグラスは あのときのまま
叶うはずもない 再会などと
ひとしずくでいい きみの涙を
グラスに沈めて 飲み干したいよ
いまさらどうにも ならないことは
誰より分かって 誰より悔いる
ひとりで酔いしれ 想いに耽(ふけ)る
あのときのままに 時間よ止まれ
もしきみがここに この調べをともに聴いて
アルバムをめくり 談話(はなし)ができたらいいのに
静かなラウンジは もう僕ひとり
奏でるピアノも 知らぬ間に止んだ
さざなみのように 奏でるピアノ
美しい人の 指はしなやか
脳裏に映され 心切なく
それはニーノ・ロータ ふるえる想い出
琥珀のグラスは あのときのまま
叶うはずもない 再会などと 再会などと
作品紹介
ぺん
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