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歌えなかった愛のうた

詞・曲 西川 光

①本当は誰より 恋しい癖に
 くだらないジョークしかいえなくて
 キミの瞳に映る おどけたピエロ
 でもその奥の姿は きっと知らない

歌えなかった愛のうた
 キミに聴かせることもなく
 サクラ吹雪 舞い散る中
 ひとり泣いた

遠く離れてゆく人を
 そっと見送って「これでいい」と
 「これでいい」と呟いた

②高架線の車窓(まど)から 見下ろした街
 ひとつひとつの灯りがゆらめいて
 改札口をでて 歩く坂道
 今夜は月も 隠れてみえなくて

忘れられない愛のうた
 キミに伝えることもなく
 部屋の隅で うずくまって
 むせび泣いた

深く沈んでゆく夢を
 そっと抱きしめて「忘れない」と
「忘れない」と呟いた

③キミのいない春が来て また夏が来て
 やがて落ち葉が舞う舗道 冬枯れて
 そんな季節を どれほどくりかえし
 いつかまた キミに会えたなら

それでもまだ誰よりも
 キミが好きでいたならば
 この気持ちが 変わらないで
 いたならば

きっと歌えるよね そのときは

歌えなかった 歌えなかった
 愛のうた

歌えなかった 歌えなかった
 愛のうた

(c)Hikaru Nishikawa Printed in Japan

作品紹介

この歌は....青春シリーズです。

まあ...定番モノですね。大衆性の高いものでしょう。

ほんとうに好きな人なら....なかなか好きだなんて告白できないものです....春は卒業シーズン。

どれだけの人が自分の気持ちを...別れの前に相手に告げられるでしょうか....わたしもそうですが、本気なら本気なほど....臆病になる。

いえないで...別れていく....そういうことのほうが多いのではないでしょうか。

でも....またいつかどこかで...偶然でもあえたとして....そのとき...まだ自分の気持ちが変わらないでいたなら....そのときは....きっといえるかもしれない....

人を思う気持ち....それは定番モノだけど....いつの時代にも愛されるものでもあるような気がしますね。

いまの時代にシンクロできる作品を作る....そういうことをテーマにして、作ったものです。

それは....すなわち...いつの時代にも通用する....愛される世界を表現するということ。

.....なのかもしれませんね。

中村 香織

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