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【微修正】 吹奏楽のためのディヴェルティメント (V.パーシケティ)

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作品情報

ジャンル クラシック
参加形態 単独
公開

作品紹介

1950~60年代のアメリカ作曲界を代表する中の一人、ヴィンセント・パーシケティによる小さな組曲です。・・・マイナー過ぎてすみません。
吹奏楽では、パーシケティは「仮面舞踏会」「交響曲第6番」などが有名ですが、それに先立つ1950年、作曲者の初めての吹奏楽作品です。
複合和音をテーマにした6つの小曲から構成され、第4楽章を除き「終わったような、終わってないような」和音で終わるしゃれた組曲です。

第1楽章 プロローグ
下から A-C#-E-G#-H という和音で始まる、快活な序曲。途中、上下にさらに別の和音が加わって厚みが増していきます。
楽譜上は BPM=108 ですが、これでは遅いので、144まで上げてあります(実演も132ぐらいが多いようです。)。

第2楽章 歌
フルートとイングリッシュホルンで、さみしげな歌を奏でます。途中コルネットが盛り上げますが、最後はピッコロとアルトサックスが最初の歌に戻って終わります。1回目と2回目で微妙に違う伴奏や、最後の和音の響きが美しい曲です。

第3楽章 ダンス
フルート全員がピッコロに持ち替えて軽やかに踊ります。途中のブリッジに出てくるバスーンと木琴の組み合わせは、パーシケティならでは。この曲も最後は ベースはE♭、中音部が B♭-D-F、高音部は C-B♭ という妙な和音で終わります。

第4楽章 バーレスク
テューバのソロから始まるおどけた感じの曲。続く木管のメロディはハ長調ですが、その裏で流れる伴奏はなんと半音違いの変ニ長調、これが調和して聞こえる不思議さが魅力。後半は最初のメロディに戻りますが、5度と9度上の音が加わり、さらに輪唱になってカオスになっていきます。

第5楽章 ソリロクイ
日本での出版譜では「モノローグ」、どちらも「(舞台上での)独り言」という意味です。コルネットの静かなソロが流れます。最後はピッコロのオブリガードも加わり、しっとりと終わります。
MidRadio Playerの音色にはコルネットがなく、トランペットもクラシック向きではないので、今回はトロンボーン+ホルンその2で代用。でもやっぱりコンピュータっぽさがベタベタです。

第6楽章 マーチ
テュッテイが途中の6小節と最後の10小節だけ、金管は複合和音、木管はほぼユニゾン、バスドラムはなんと裏打ちで、テンポキープはティンパニの役目、というマーチ。最後は ハ長調のベースの上に、ニ長調の和音が乗って終わります。

ちょっと変わった和声の世界をお楽しみください。

(2012/10/20 アーティキュレーション、第5楽章のテンポの見直し、ホールリバーブ追加 など微修正しました。)

吉田 里佳

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