やさしいキスをして
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作品情報
| ジャンル | ポップス |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
2004年新年からTBS系で“砂の器”が放映された。「ケッ、主役が中居のガキかよ~」と思い、チャンネルを代えようかと思った時、共演者を見て、「やっぱり観てみよ」という事になった。まず、私が今尚敬愛して止まない“松田優作”の兄貴分だった原田芳雄さん。ハリウッド進出を見事に果たした渡辺謙さん。浪速の不良中年、赤井英和さん。映画“野生の証明”で大いなる存在感を示した夏八木勲さん。そして個人的に好きな女優の1人、松雪泰子さん。観ない訳にはイカンでしょ!で、Endingで流れる曲が鳴った時、一瞬フリーズした。
それが、今回公開する“やさしいキスをして”である。この曲は私の心の襞にいつもひっかかっていた。
で、High Tone Vocalを極めるべく、女性曲ばかり唄っていた私、当然、この歌も唄ってみようという事になった。CDレンタルして来て、PCに読み込ませて、それから約2ヶ月に渡り、1日も欠かさず唄い続ける事となる。まだ、この時点ではRecordingするつもりはなかった。でも、唄いこんでいく内に、“モノになって来ている”のが判ってきたので、Recordingの準備を始めた!
さて、最初に何をやるか? 恐怖の音採りである。以前から散々言って来たが、市販楽譜など当てにならない、で、当然“耳コピ”となる訳だ!で、音を拾っていく内に笑ってしまった。Aメロ初っ端から、クリシェ進行が登場!アコギ・パートの音を拾っていた時「これって天国への階段のモロパクリやん」と思った、実際、アコギのパートRecordingする時、天国への階段のフレーズで弾いたろかと思ったくらいである。(爆)
その上、ご丁寧に、耳の良い人にしか確認出来ないかも知れないが、BeatlesのStrawberry Fields ~のイントロでのメロトロンによるフルートのフレーズまでパクラレていた(爆)
で、クリシェなんだけど、どうしてもPaulを引き合いに出さざるを得ないのだ。代表曲では“Taste Of Honey”“Michelle”“Something”その他諸々といった具合。一言でクリシェといっても、様々なクリシェがあるのだが、ここで言うクリシェはBass音が半音進行で下がっていく形、言うなれば分数コードである。
で、Paulはどうしたか?ルート音を弾き続ける、Michelleに於いてはBassが独立したフレーズを弾くといった具合。事実、Paulは「MichelleのBass Lineを思いついた時、一気にBassへの興味が増し、Bassの世界観が拡がった」とのたまっている。Somethingも「クリシェ?関係ねえよ」って感じで、独立した超メロディアス・フレーズをお弾きになっている。それはBeatles解散後になっても続き、クリシェ進行で彼が素直にBassを半音下降させるフレーズは、今の時点では思いつかない。しかしPaulと言えば分数コードと言っても過言ではない位、分数コードを上手く料理されるお方だと思う。
それに反して、中村正人、コイツにはセンスの欠片もない事がよ~く判った。ご丁寧に半音下降フレーズをお弾きになってる。で、私この曲のBassを実際弾いてる訳だが、とても退屈だった、その上に往年のRockの名曲群からオイシイトコ、パクリまくり、同じパクルのなら、もっと上品にパクリなさいと言ってやりたいぐらいだ、 これが正直な感想です。
その一方で「こりゃイカシテる」と思ったのが、E,Guitar(Clean)である。Jazz GuitarのTasteがホンノリと漂って来るようで、この時点で、どのGuitarを使用するか頭の中では決まっていた。CASINOのフロント・ピックアップこれしかないと思った!
何が1番難儀かって、この“音採り”が1番難儀だ!だが、音採り(音拾い)が終了すれば、後はコッチのモンだ。Paul&Linda McCartneyがDreams Come Trueの曲を演りましたって感じ、そうさなぁ、RAM(Paulの傑作アルバム)Sessionと似てるかな?
一方、吉田美和!
この人のVocalは何処となくソウルフルである。多分、彼女は洋楽のSoul Vocalistが好きで、それを目指していたのでは?と思う。
本人に聞いた訳じゃないから解らんけどねぇ~。でも、レコード会社、事務所の意向なのかどうか知らんが、若い女性向けの“下らないLove Song”創る暇あるんだったら、もっと今回公開するこのような曲を創って欲しいと願う次第である。
散々、扱け下ろしたがこの曲は“名曲”だと思うし、この曲をRecordingし完成にまで漕ぎ着けてとてもHappyになれた事は事実なのだから!
ここで、Lindaから一言。
皆様、お世話になっております。“やさしいキスをして”をレコーディングする事が決まってからのKyojiは、凄まじい気迫でした・・・。
松田優作さんの奥様、松田美由紀さんが「優作さんが芝居に入り込んだときは、怖くて5(3)メートル以内は近づけなかった」と仰っていましたが、私もそれと同じ感覚を身を持って感じました。音拾い、唄の練習(喉の鍛錬)、リハーサル、そしてレコーディング、一体どこからこれほどまでのパワーが出て来るのだろうと不思議な気持ちでした。また、Kyojiの一つ一つの仕草がどうしても、Paulさん、優作さんとダブって見えてしまうのです。ある時、尋ねてみました。「意識してんの?」 「そりゃガキの頃は真似したモンやけど、今となっては染み付いてしもてるみたいやな」とKyoji・・・。
Kyojiがこれ程までに力を入れた力作(当然、他の曲も同様、彼は一切の手抜きが出来ない人なので)を是非皆様に聴いて頂きたく思います。(私、Back Vocalだけお手伝いさせてもらいました。)ヨロシクお願い致します!
[Rerelease that I'm fully prepared]
田辺 太郎コメント(15)
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