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矢印の示す先へ③ - 共進 -

まぶしく光る街を
勢いよく駆け抜けて
その外れまで来た

暗くて汚い路地
怪しい雰囲気があり
進むのをためらう

上を通る電線には
いくつかスニーカーが
吊るされていてハッとした
これは “危険なサイン” …?
どこかで聞いたことがあるかな

もしかしたらここには
盗人や人殺しが
ほら潜んでいたり…!

こんなにハラハラするのは
いや無鉄砲だった
少年の頃以来かも
鼓動は弾むように
遭遇したらどうなるなんて…!

汚れたシャッターを見ると
赤いスプレーで不気味に
“→” が書かれていて
その向こうからは
陰鬱で激しい音楽が
“Nevermind…” と
歌っている…

こんな光景のすべてに
共感する自分も
確かに存在するんだ
明るいだけではそう
満足なんてできないって

石橋を叩くだけでは
やっぱり味気ないと
暗がりに目を光らせて
歩みを進めようか
いま自分の内を見つめて…

作品紹介

前へ向かう象徴としての “矢印” をテーマにした詞の第3弾となります^^
今回は、明るさだけでなく、暗さも含めて共に進もうとする「共進」の回となります。

キラキラ光る巨大な街のはずれまで来ると、そこに汚れた路地がありました。
電線にスニーカーがつる下がっていたりと、不穏さがあり、
ドキドキしながら進んでいきます^^

高橋 亮介

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