窓の外 膨らんだ蕾は春を待ってる
ぼくは来るはずのない きみを待っている
きみの好きだったお茶を ふたり分淹れて
白い湯気が揺れるのをぼんやり見ている
部屋の隅 集まる埃
あてのない希望みたい
拭いても拭いてもいつの間にかある
夢織り人の物語を
いつかあなたに話したい
寂しがり屋の恋の歌
今も聴こえるだろう
夢織り人の旅の終わり
いつかあなたに会えたなら
ぼくは本を閉じて ふたりで歩こう
あの桜の下を・・・
作品紹介
春になれば
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