懐かしい人のことを
急に思い出すことがあるよ
今はないあの部屋から
あなたは僕を迎えてくれて
疲れたでしょうって
眉をハの字にした笑顔で
お茶を出してくれる…
家を出ないで苦労をかけずに
あのまま暮らしていたら
あなたは元気でいたのだろうか
今もあのダイニングで
笑い合っていたのかななんて
いろいろ選択をして
僕はここに立っているけれど
違う選択をした
僕の時間が別の世界で
もし進んでいたら…
僕のいる世界と平行して
別れた時間の中で
別の僕とあなたが生きていて
今まさにダイニングで
笑い合っているのかなそんな
亡くなってしまった世界と
生きている世界
その他の世界だって
選択した数だけ
いくつもの線となって
時間の流れに沿って…
そんなことありえるだろうか
僕は“ここ”にいるから
確かめられはしないけれど
家を出ないで苦労をかけずに
あなたと暮らしているよ
ほらね元気な笑顔を見せてさ
今日もあのダイニングで
そんな世界があったのならば
そんな世界があったらいいな
作品紹介
“シュレーディンガーの猫”に着想を得て
作った詞でございます^^
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