/

贅沢な不安

風の吹く夜は そっと傍にいてね
言葉はいらない 温もりだけで 心和らぐの
穏やかな呼吸 二人きりの時間
空気に漂う 包むような あなたの感触

でもふと不安になるの 夢かも知れないと
想いが深くなるほど 揺れる気持ちは きっと贅沢ね

ほら見てごらん 風が雲を吹き飛ばして
星がとても綺麗だよと あなた
その右肩に 頬を寄せて潤む胸で
すぐにも零(こぼ)れそうな 瞬きを見つめる

ほんのりと甘い ホットミルク飲めば
今宵の寒さも 胸元抜けて 遠くなってくわ
目を細め見てる 私だけの瞳
何だか少し 恥ずかしいな あなたは微笑む

それでも不安がよぎる 幸せ過ぎるから
明日は来ないかもと 眉を寄せてる それも贅沢ね

もう休もうか 夜も更けてしんとしてる
星が眠りに就く前に あなた
優しくキュッと 左肩を抱いてくれた
その手に安心して トキメキを委ねる
  
静かに安心して トキメキを委ねる

コメント(2)

コメントを読むには、ログインが必要です。

作者の他の作品

窓辺のスクリーン

紅茶と夕陽の 喫茶店
滲んだ窓辺を 見つめる
渋くて眩しい 今日の僕
切ない敗北感 胸を埋める

工藤 香織

Summer day~笑顔の誓い~

荷解(にほど)きの途中 オレンジの
街並み ベランダで目を細め 一人眺める
この空の向こう この時間
君は何を してるのかな...想いを馳せるSummer day

工藤 香織

太陽電池の花

夜が明け目覚めて そろそろ動き出す街並み
何となく眠れず 窓から朝焼けを見てたよ
まだ暗いこの部屋には 身勝手な僕と
君が置いて行った コイツだけさ

工藤 香織