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あぜ道

こころに風の声
えにしに懐かしみ
幼いその昔、俄(にわ)かに思う

何をと尋ねれば
言葉をちぎるように
なだめる風鳴りに、耳を澄ませる

あえて歩く、あぜ道
なにをどうしたいのだろう
みながそうであるように
己もそうなのだろう

選ぶ、選ばれる
道理の基準より
行きたい、行きたくない
応えはたどり着く、ふとしたことから

独りと独りなら
やがては出会いの先に
見え来る良き運を、待とうじゃないか

焦りと苦悩だらけに
せっかくの美しいものを
見こぼす事ないよう、願ってやまない

あえて歩く、あぜ道
なにをどうしたいのだろう
みながそうであるように
己もそうなのだろう

明日は今日よりも
なにより素敵だと
それだけ知っていれば
こころに風の声、聴こえてくるはずだろう

2019/8/14

作品紹介

[music]80543[/music]

井高 直子

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