暖炉の傍で・木馬の騎士・むきになって・怖いぞ ~子供の情景より~
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作品情報
| ジャンル | クラシック |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
シューマンのピアノ小曲集「子供の情景」の第8曲~第11曲を続けて。
これはチェロとピアノのための編曲で、編曲者は19世紀後半のドイツ人チェリスト、グリュッツマッヒャーです。
第8曲「暖炉の傍で」は、くつろいだ雰囲気で家族に囲まれた子供たちの情景です。
チェロの明るく心地よいサウンドに、アットホームな幸福感を感じるようなアレンジになっています。
第9曲「木馬の騎士」は、玩具を前にして子供が夢想するような幻想的な情景です。
飛翔するようなピアノの分散和音と、玩具の騎馬が闊歩するような響きのチェロのピチカートが美しい作品です。
心地よい風の中をゆったりと進む「木馬の騎士」を表現したアレンジといえるかもしれません。
第10曲「むきになって」は、自分の思い通りにならないことに直面した子供が感じる、悲しさと反発心が混ざったような心情を描いているように思います。
チェロの悲しい音色が、シンコペーションによる不安定なリズムと相俟って、悲しさと反発心の交錯する子供の心情をうまく表現していると思います。
第11曲「怖いぞ」は、「怖がらせ」または「おどかし」と訳されることもあります。
子供は大人からちょっと怖いお話を聞くのが大好きです。これは「聞くと怖いよ」といっておどかされても聞きたがる子供の情景を彷彿とさせるような曲です。
チェロの不安げな高音のメロディーに始まり、それにスリリングな低音のメロディーと突然の大音響が交錯する展開。
でもどうやら、結末は怖いものではなかったようです。^^
ジャケット: チェロ (Photo by Michael Maggs, Wikimedia Commons)
藤本 さゆりコメント(16)
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