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人間の空

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A
人の心が 遠ざかる
君の心に しがみついて
差し出す言葉も ないけれど

A
人に涙を 見せられず
心に重たい 蓋をしめて
自分を追い込み 光を閉ざしてた

B
私は涙を 滲ませる
人間なんだと 気がついた
人は喜怒哀楽 繰り返す
とても忙しい 生き物だから

S
遠ざかるあなたの 背中に私は
そっとつぶやいた 今日までありがとうと
あなたは旅する 雲のように
別の街へと 流れてゆく
あなたのあとを 追いたいけれど
私は電信柱のように
留まることしか できなかった

A
空を飛ぶ鳥にでも なったような気で
人を見下す 高飛車な人がいる
だけどそれは 自惚れだから

A
私たちは大地に 根をはって
風に吹かれる 人間だから
大地こそが 人間の空

B
雲は泣いたり 笑ったりしながら
街を眺めて 空を流れる
人は泣いたり 笑ったりしながら
人を見つめて 大地を旅する

S
遠ざかるあなたの 背中に私は
そっとつぶやいた 今日までありがとうと
あなたは旅する 雲のように
別の街へと 流れてゆく
あなたのあとを 追いたいけれど
私は電信柱のように
留まることしか できなかった

C
人は喜怒哀楽を 繰り返す
空も喜怒哀楽を 繰り返す
だから人間 そのものが
空なんだと しみじみ思う

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