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君らを想ふ

1、
凪の海に浮かぶ 夏の想い出ひとつ
ぷかりぷかり漂い やがて波間に消えゆく
砂浜にパラソル 破れて砂に埋もれ
ときおり吹く風に 賑わいのあとのゆくえ

堤防の先を歩く 潮の香りはもう秋
沖に貨物船がゆく 流れる時期(とき)は早い
先逝く君らのことを 静かに祈り更けゆく


春夏秋冬(しき)の海は語る
耳を澄ましてごらん
たとえば晩夏なら 寂しくはないだろうか

2、
記憶に残ること 人生の、1ページに
描(えが)くものは、やはり 楽しいほうがいいでしょう
夕間暮れの岬 陽が見え隠れして
海を茜(あかね)に染め 夜の帳(とばり)を待つだけ

汽笛が遠のいていく どこの国の船なのか
沖の景色が霞んで もう帰る時間なのか
この海に眠る君ら 安らかに眠れと願おう

2015/8

作品紹介

[music]70547[/music]一旦、訳アリ、ひっこめましたが、
再び、投稿になります。
うえい、しょうたさんとのコラボです。

前にコメント、お気に入りをいただいた方々、
ありがとうございました。
ご報告、またお礼が遅くなり、お詫び申し上げます。
よろしくお願い致します。
yumej

井高 直子

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