1、
小さなバッグに 想い出を入れたのか
写真立てとか 記念日のプレゼント
そんなものじゃなくて wo ~
今じゃなきゃ だめになる、そう云って
目を伏せながら 身支度を整えて
薄い背中が震える wo~ wo~ ~
ごめんな ごめんな
おまえの傷を 深くするだけで
引き止めたいけど
握りこぶしの 汗を握るだけ
離れたほうが お互いのためだから
弱くいじけた 今の俺、うな垂れて、冬の夜
2、
その泣き笑い かろうじて受け入れて
真(ま)に受けている はずもない強がりを
跳ね返せないのさ wo~
ともに歩いた ときが今よみがえる
無言で話す それほどに分っていた
これでいいのかと wo~ wo~ ~
嫌気もさすだろ
この附がなさに この無骨さに
見つめられないよ
おまえの背中 背を向ける俺
精一杯の この想いを語れたら
とどまってくれと 腕でさえつかめない、冬の夜
※
ごめんな ごめんな
おまえの傷を 深くするだけで
引き止めたいけど
握りこぶしの 汗を握るだけ
木枯らし吹けば なお虚しいすきま風
背を向けたまま 足音が遠くなる、冬の夜
wo~ ・・・冬の夜
作品紹介
ぺん
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