七夕飾りの 短冊に
書いた願いは 届かない
祇園祭に 大文字
一緒に行こうと 言った人
梨のつぶてで 日は過ぎて
もうすぐ夏も 終わります
線香花火を 一人して
浴衣箪笥に しまいます
電話掛けても いつも留守
メールの返事も 来ないまま
心変わりを 告げるよに
秋風吹いて 虫の音が
セピアに褪せてく 淡い恋
流しましょうか 賀茂川に
街で見かけた あの人は
見知らぬ誰かと 楽しそう
胸が微かに 痛んでも
振り向かないで 歩きます
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