1.
痩せた指先 宇宙(そら)にかざして
屑星を千切る君は
空っぽの手に かすかな夢を
握りしめては 奪われてゆく
壊れたまま なぜか君の針は 明日(あす)を指して 震えてる
またひとつ またひとつ 消えた光
あの日に 交わした 約束だけは
今も僕の指先に ぬくもりと 願い刻んで 生きている
2.
分け合えるもの 何ひとつなく
無口な宇宙(そら) 見つめてた君は
屑星のように 頬を流れてく
雫の 名前も 知らないまま
壊れたまま 君の傘は今も 花を庇(かば)い 濡れている
またひとつ またひとつ 消えた光
あの時 零れた 涙の熱が
今も僕の指先に 面影と わずかな願い 焼きつけて
飽くなき夢を追い越し 世界が希望の果て 光と はぐれても
星は闇に沈まず いつも明日(あす)を示すなら 手を伸ばしたい
まだひとつ まだひとつ 光はある
指切り 交わした この手の中に
またひとつ またひとつ 生まれるだろう
光が 消えゆく その時 人は
宇宙(そら)を 駆けた屑星に
ささやかな 願いをかけて 続くだろう
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