暑い暑いね どうしようか
ちょっと休憩 あんみつ頼んで
最後に一つ 残ったさくらんぼ
食べる前に 想い出す
彼の前で 食べるときは
許しているって 意味があるからね
母がいつか 話してくれたけど
誰に聞いても 知らなかった
思案してたら 前から手が
ちょっと待ってよ 私のどうして
最後に食べる つもりのさくらんぼ
彼の口に 消えていく
さくらんぼの 茎を舌で
結べる人って キスがうまいのよ
誰かいつか 教えてくれたけど
どんな顔して いればいいの
照れたような 彼の顔が
微笑ましくって 文句言えなくて
なぜかいつか 笑顔のふたりで
囲む食卓 浮かんできた
作品紹介
朗読はこちらへ
渡辺 裕太コメント(0)
コメントを読むには、ログインが必要です。