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冬のカモメ

作詞・作曲 西川 光

海を見ていると 何故か哀しい
 それは君を思い出すから
 冬の海はRomanceを囁く
 あの日君は 頬を寄せて....
 遠い岬に 遠ざかる船
 心を連れ去る 冬の浜辺
 
 寒くはないわと裸足になって
 君は駆けたね 波打ち際
 はしゃいだ後で 毛布に包まり
 震えながら 僕を見ていた
 昨日の愛に 気づいた今
 僕は永久にさまよう 冬のカモメ

二度と逢えない その面影を
 今日も探しさまよう 冬のカモメ

作品紹介

いまの時代のJ-ポップは、リアル、哲学っぽい、メッセージ、なにか乾いているものが中心ですよね。

けれども、それは飽和状態。だから、K-POPが人気を得たりする。

時代はめぐる。同じものがあふれたら、違うものがほしくなる。

ロマンチズムであったり、センチメンタリズムであったり。ドラマであったり。

そういうところに、まだまだ隙間があるんじゃないかと思ったりもするんですよね。

この作品も、ロマンチックなもの。甘い感傷のようなもの。少しデフォルメしています。

ドラマの世界です。

昔、恋人といった想い出の海にいって、その想い出の中をさまよう。

ドラマなら、ふと、後ろに気配。ふりむくと、昔の恋人が立っている。

現実にはありえない。リアルではないですよね。

でも、だったら、うれしいですよね。

いまの時代、夢とかロマンとかない時代です。

人は感傷的にもなるし、甘い夢もみたいです。

リアル、リアルばかり求めているわけでもないと思うんですよ。

これは、ロマンチックなメロディ。甘く物悲しくて、郷愁というか、胸をかき乱したくなるメロディ。テーマで作ったものです。

ボーカルは、岩崎宏美さんをイメージしました。

歌詞はたいしたものでないけど、曲と、ボーカルの力で、その世界に持っていく。

韓国のドラマって、現実には虫がよすぎますよね。普通の女の子に、イケメンの王子様がむらがるとか。

でもさ、誰だって、甘い夢はみたいものです。

素敵なドラマに酔いたい気持ちはあるんですよ。

現実の世界は、厳しいですからね。

スローバラード。メロディ重視。ドラマチック。

時代はめぐると思いますからね。

問題は、編曲が古臭くならないことです。

美しいメロディなら、いつの時代にも受け入れられますし、歌詞が気に入らないなら、歌姫さまがかけばいいです。

大事なのは、的に当てる、ということですから。

中村 香織

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