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Terry Riley/In C

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作品情報

ジャンル クラシック
参加形態 単独
公開

作品紹介

1964年に書かれた、不確定人数、不確定楽器のための作品。

楽譜は、1枚のシートに記された53個の旋律断片が全てであり、それぞれを任意の回数反復しつつ、番号順に演奏する。
断片の長さは様々で、最短は16分音符2個。最長で4分音符32拍分に及ぶ。

反復回数は個々の奏者の任意であるが、常に音楽の流れを意識し、あまりにも全体の進行から遅れたり、早まったりしてはいけない。

旋律断片は、それぞれに拍数が異なっているので、奏者全体に共通の「拍」を司る指揮者は(通常)存在しない。その代わり、終始、高音域のC音で打ち鳴らされる8分音符の「パルス」によって、全体のテンポを合わせることになる。

作曲者が監修&演奏に参加した、この曲の最もスタンダードな録音における、多人数奏者によるマッシブでカオス的な演奏形態よりも楽器の数を減らし、個々の音色や旋律断片の形を、より「透明」で聴き取りやすくしてみたい、という点にこのバージョンの狙いがある。
これは、ピアノサーカスというグループの演奏(奏者数:6人)からの直接的影響による。

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ところで、こういう仕掛けの楽曲を打ち込みで再現する場合、Ableton Liveというソフトは、極めて相性がよい。
というか、まさにこの曲を想定して設計されたのではないか、と思うほど。
(Liveを触った経験がおありなら、どういう意味か納得していただけるでしょう)

つまり、いったん、53個の断片全てを個々のスロットにMIDI入力してしまえば、音源の入れ替えなども考慮に入れると、まさに無数のバージョンが作れてしまう。当然、毎回の結果は必ず異なるし、断片の移り変わりのタイミングを音楽の流れに乗りながら
「演奏」している最中のほうが、出来上がった結果を漫然と聴くより、よほど楽しかったりする(笑)。

なお、ここに公開するのは、何度かリハーサルを行った後、中断なしで即興的な「通し演奏」を行った結果に、わずかな編集を施し、そのままレンダリングしたものです。
もし、これよりも気に入った新しいバージョンが出来たら、その都度、差し替えていくかも知れません。

井高 翔太

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