手紙/岡林信康/放送禁止歌
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作品情報
| ジャンル | フォーク |
|---|---|
| 参加形態 | 単独 |
| 公開 |
作品紹介
放送禁止歌の代表曲と言えば、岡林信康さんの『手紙』であろう。
民間放送連盟の『要注意歌謡曲』では「絶対に放送しない」という一番厳しいA ランク指定であったそうだ。
1988年に、要注意歌謡曲は廃止され、効力を失うが、その後も、この歌が放送で流れることはないようだ。
歌の内容は、
結婚を約束した相手に、女性が身を引くという内容の手紙書いているという形を取っています。
男性の家族は縁談に反対し、その女性と結婚するなら、「昔から続く老舗のお店?」は、その男性には継がせないと言われ、男性は悩んでしまう。そんな彼の様子を見て、女性は自ら身を引くことを決心する。
よく聞くような話の内容ではあるが、この歌がなぜ放送禁止の王様に祭り上げられてしまったのか…?
3番の歌詞で、「部落で生まれた」という言葉が、ひとこと含まれている。
被差別部落問題を扱った歌詞だったことが、マスコミで規制を受ける大きな原因だった。
前回登録した竹田の子守歌は、橋のない川の舞台化の過程で発掘された歌だと書いたが、この「手紙」の元になった話は、実話で、女性が両親に当てた遺書が、元になっていると昔聞きました。
絶望し命を絶った女性…、
この歌のテーマは、五木の子守歌や、竹田の子守歌とつながっている気がします。
僕の母方の実家は滋賀県にあります。
ひとつの村、かなり広い土地を持つ地主で、関ヶ原の時代から名字帯刀をゆるされた地主だたそうです。
戦後のGHQの農地改革で土地を奪われるまでは、五木の子守歌に出てくる「よか衆」の一族でした。
戦後はかなり厳しい生活を強いられたようですが、それでもおじいちゃんは中学教師、おばあちゃんは小学校教師でした。
僕が小学校6年生のときに、
おばあちゃんが京都に遊びに来て、それに合わせて、なぜか小学校の同級生のお母さんがおばあちゃんに会いに来たことがありました。
僕は別の部屋に追いやられ、大人だけで話をしていましたが、
同級生のお姉さんが結婚を約束した相手の男性がおばあちゃんの教え子だったのです。
同級生のお母さんは、
その男性がどんな人物なのか、おばあちゃんに話を聞きに来たのでした。
断片的に聞こえたおばあちゃんの話の中で、
おばあちゃんが元教え子の男性について、かなり悪く言っていたことを覚えています。
そのことがあって、僕は自分の教え子のことを悪く言ったおばあちゃんが大嫌いになりましたが、
結局、同級生のお姉さんの結婚も家族から、許るされなかったようです。
男性が部落の出身だという理由で。
橋のない川を読んだとき、そこに出てくる女性教師の姿が、僕は田舎のおばあちゃんのイメージと重なりながら読み進めました。
2008年に録音した音源です。
多分ラジカセで一発取りをしました。
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