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【Fantasy Ballad】The Guiding Bell ~鈴の導き~

初夏の風が 窓を揺らして
静かな部屋に 時だけ流れる
残された鈴が 朝日に光る
君を失った あの日のままで

名前を呼んでも  返事はもう聞こえない
思い出だけが 胸を締めつける

忘れようとするほど 君は鮮やかになる
届かないぬくもりを 今も探してる

君にもう一度 会えたなら
ありがとうだけ伝えたい
季節は巡り 街は変わっても
僕だけが立ち止まってた

君は微笑み 「大丈夫」とつぶやいた
涙の向こうへ 優しい風が吹いてた

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公園で出会った 懐かしい瞳の人
「顔色が悪いですね」 その声が心をほどく

話して笑って 夕暮れを忘れるほど
帰る僕を いつも見送ってくれた

「もう会えないの」
理由(わけ)を聞いても
君は 静かに首を振る
「もう私がいなくても大丈夫」
風の中へ  君は消えていった

涙をぬぐい ベンチへ目を向ける
そこには 赤い首輪と小さな鈴
掌にそっと あの日のぬくもりを乗せる
懐かしい鈴の音が 静かな風に溶けてく

君はずっと 僕のそばにいてくれた
悲しみの中でも 優しく背中を押してくれた
「もう私がいなくても大丈夫」
その言葉の意味が 今ようやくわかったよ

ありがとう たくさんの幸せを
またいつか 同じ風の吹く場所で

君に会える日まで 僕は歩いていく

作品紹介

[music]104855[/music]

工藤 零

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