コツリコツリ靴音が
石畳を駆け上がる
眠れる街を見下ろして
少女は鍵を回す
幾千もの歯車が
静かに息を潜める
月が高く昇る頃
今夜も仕事の時間
誰も知らない塔の上
星だけが見守っている
響け鐘の音遠くまで
夜空を越えて街の果て
止まらぬ時を繋ぐため
少女は針を進める
巡る季節を数えながら
誰かの明日を照らすため
月明かりの時計塔
今夜も時を刻む
---------------------------
冷たい風が吹き抜ける
高窓に揺れる銀の影
古い機械に耳を寄せ
僅かな狂いを探す
誰も気づかぬ一秒が
未来を変えることもある
だから少女は見逃さない
小さな時のため息を
街に灯る無数の明かり
それぞれの夢を抱いて
響け鐘の音遠くまで
夜空を越えて街の果て
止まらぬ時を繋ぐため
少女は針を進める
巡る季節を数えながら
誰かの明日を照らすため
月明かりの時計塔
今夜も時を刻む
もしも願いが叶うなら
一度だけ街へ降りて
誰かと同じ速さで
朝日を見てみたい
響け鐘の音 遠くまで
夜空を越えて街の果て
止まらぬ時を繋ぐため
少女は針を進める
巡る季節を数えながら
誰かの明日を照らすため
月明かりの時計塔
静かに時を刻む
誰も知らない塔の上
少女は今日も微笑む
作品紹介
[music]104697[/music]
コメント(0)
コメントを読むには、ログインが必要です。