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Summer Head

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春嵐で
足取りも
重いまま

指先から
感じる
夏の湿りを

何を感じろと言うの?
海原を漂う残骸

ひめゆりの風が
頬を撫ぜる
命を問うの
いつまでも

春って
だいたい
ぐちゃぐちゃなのに
 
暗い
フェーズの先に
蛍火

弔い方さえ忘れた
平和な屋根の下

楽園は今じゃ
持て囃され
南の風が
心 洗うと

南部に蔓延る
重い空気
拒みようのない
夥しい哀しみ

夏の気配と共に
行き場をなくした
千の足音

まだ何かに怯えるよに
アダンの茂みに
千人壕(アンガー)からの吐息

喪に服す海は
オーシャンブルー
平和を謳う
不届きな
この肩にも吹く
ひめゆりの風

イマジンの
軽やかな音色
天国にも似た
青い空

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