今年もひとり黒豆を煮る
母がよく作ってたように
他にもおせちは並んでたけど
なぜだか一番 覚えてる
訊いておけば良かったこと
色々あると今になって思う
時間をかけて味が染みこむ
あの黒豆のように
あなたの愛がぼくの心に
染みこんでいる
毎年少しだけ固かったり
なんとなくしょっぱかったり
食べながら文句を言うぼくは
作り方さえ知らなかった
ネットで調べ自分なりに作る
母よりうまくできた気がする
時間をかけて手間暇かけて
作ることの大切さ
今更ながら優しさの中に
包まれてたと思う
不器用だけど暖かく
地味だけどなつかしく
もう食べられない味
時間をかけて味が染みこむ
あの黒豆のように
あなたがくれた大切なギフト
それは自分なんだ
今年もひとり黒豆を煮る
それは あなたのため・・・
作品紹介
コメント(0)
コメントを読むには、ログインが必要です。