眩しい朝日
まだ人の少ない通学路
今日も私は
体育館に1番乗り
・・・のはずだった
気が付けば最近
君に1番乗りを奪われている
いつも
一生懸命がんばって
健気に練習をしていた
気になっていた
まるで
私みたいな
こんな朝早くに
他の部員は
まず来ないから
しばらく
君と二人っきり
ヒマだから
練習に付き合ってもらった
それが日課になった
いつものように
体育館に
そして
もう君は居る
なんか
・・・あれ?
いつも
独りで自主練だったのに
今は
君が居てくれる
独りじゃないね
まだ
誰も来ないから
君と二人っきりの練習
明日も明後日も
その次の日も
君と二人で
ワンオンワンしている
まるで
二人だけの
秘密の時間みたい
なんで
そんなに頑張れるの?
1年前の私みたい
私が
1年前の私に
そう
問いかけてるみたい
そして
君は夜遅くまで
自主練してるから
気が付けば私も
体育館が閉まるまで
付き合うようになった
朝と夜
君と二人の
まるで
秘密の時間
朝 来たら君が居て
夜 閉まるまで君と居て
・・・なんなの?
付き合ってる
わけでもないのに
こんなにも長く
君と居て
君は
私と一緒で楽しい?
私は・・・
私は・・・どうなんだろう?
楽しいと言えば
楽しいけど
1番は
独りじゃないって思えたこと
眩しい朝日
まだ人の少ない通学路
1番乗りは奪われた
でも君が居る
私は
独りではない
・・・でも
・・・この
・・・鼓動の速さは
・・・なんだろう?
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