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鳥の唄

街に潜めた鳥の唄
飢えたこどもが聞きかじった
ここを出たなら何があるか
そんな小さな謎を持った

同じ時代の遠い土地
たったそれだけの違いでも
君にないのは自由だった
笑い生きれる自由だった

綺麗ごとを並べて
どんなことが出来るの

街に広まる鳥の唄
飢えたこどもは口遊んだ
これがほんとの呼吸かと
喜ぶ前に殺された

同じ時代の遠い土地
知ることだけは出来てしまう
君も持つべき自由だった
奪われ終えた自由だった

綺麗ごとの唄へと
渡り鳥はただ鳴く

希う

言葉はなんて無力だろう
傷つけるのは容易いのに
千の翼をあげることも
羽で抱くのも出来やしない

祈りの所作で眠っている
為政者とぼくは同じだ
見せかけだけの鳥の唄
自由を飛べぬ鳥の唄

綺麗ごとを並べた
綺麗ごとの世界へ

綺麗ごとを信じた
渡り鳥に焦がれた

希う
空を

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