祈るように 眠るカマキリ
霜の毛布に包まれ
生きるものに 季節は等しく
寒い冬が訪れる
力なき者の 声なき声が
風の中に聞こえる
映る視界は 時をなくした
色のない世界
ぼくは何を祈ろう
・・・何を祈ろう
踏みしめた霜の道に ぼくの足跡が残る
それは ぼくの存在の証
踏みしめた白い道は 光に触れて消える
ぼくの記憶もいつか
踏みしめた白い道に やがて冷たい雪がふる
全てを白く浄化するために
踏みしめた白い道に 自分の足跡を残そう
全てが時の中で 消えてゆくけれど・・・
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