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吹奏楽のための序曲「南の島から」~沖縄旋律による~/ 服部公一

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作品情報

ジャンル クラシック
参加形態 単独
公開

作品紹介

吹奏楽のための序曲「南の島から」
~沖縄旋律による~
服部公一作曲

《南の島から》
近年日本国の沖縄県が
国際政治の話題になっている。
あそこは地図上でも文化的にも
アジアのクロスロードである。
政治では力が関与して
微妙な争いにも発展するようだが、
芸術とくに音楽ではたのしくて
バラエティに富んでいる。
沖縄、琉球の音楽は日本伝統音楽とは
だいぶ異なっている。
沖縄サウンドのポップスが
若い人たちの興味をひいているように、
あの音の流れは太平洋の黒潮海流にのり、
そこに色々な浮遊物―要素を包含した
貴重でたのしい存在だ。
ヒンドゥ系、イスラム系、
歴史的に植民地の経験があるから、
フィリピンやインドネシアなどは
ヨーロッパの音楽が人々の心にはいっている。
それらをあちこちから影響を
受けているのが沖縄、琉球の音楽である。
私は南西アジアに何度も旅行したり、
滞在したりしたことがあるが、
その経験からみて、
琉球の音楽は多様であり
研究の余地があると信じている。
というわけでこの作品は明るい表現で
たのしく演奏してほしい。
曲はA-B-Aの三部形式、特にAに於いては
すばやいダイナミズムの変化がほしい。
各パートにそれぞれ特徴的な音型が
与えられているから、
どこが主役か脇役か出処進退に注意が肝要。
打楽器には最大限のダイナミズムを要求している。
「Ha Iya!」 などはなるべく多人数。
出来れば打楽器パート以外で手すき奏者、
指揮者も手を貸すなどという演出が
できれば視覚的にもたのしい。
Bは極めてオーソドックスな
機能和声の組み立てになっている。
テンポ設定も演奏者の解釈で自由にやって結構である。
なおこの作品は
1980年度全日本吹奏楽コンクール課題曲であった。
服部公一
スコア記載より

第28回全日本吹奏楽コンクール課題曲は、
「全日本吹奏楽コンクール」の
第28回(1980年)大会課題曲のことである。
4曲全てが連盟委嘱作品であった。
また4曲中3曲が、日本風の素材を
利用した曲であった。
(A)吹奏楽のための「花祭り」
小山清茂の作曲。
(B)吹奏楽のための序曲「南の島から」
服部公一の作曲。
(C)北海の大漁歌
岩河三郎の作曲。
(D)行進曲「オーバー・ザ・ギャラクシー」
斎藤高順の作曲。
Wikipediaより

井高 裕樹

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