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天下御免の向こう見ず

(1)
酒と女が何より好きで
口で言うより 手の方が早い
はった惚れたは おとといおいで
俺を止めるな 浮世の風よ

なまじ 男と生まれたからは
どんな勝負も捨ててはならぬ
命知らずの 唐獅子牡丹

やけに目につく やけに目につく
天下御免の向こう見ず

(2)
破天荒だと笑わば笑え
生まれながらの風来坊よ
気持ち語らぬ 甲斐性なしと
責める傍から 夜風が笑う

「ひとりがいいさ」と見上げた空は
やけに静かな難波の時雨
酒に逃げれば 演歌が沁みる

背中(せな)が泣いてる 背中(せな)が泣いてる
天下御免の向こう見ず

(3)
どうせいつかは誰でも死ぬと
無茶を承知で生きてきた
怖いものなど 無かった俺さ
だけどおまえの涙にゃ勝てぬ

「情にもろい」と嘆いていたが
「そんな あなたも好きよ」と言った
灯る明かりの温もり嬉し

明日を夢見る 明日を夢見る
天下御免の向こう見ず

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もっとおいでよ ほらここまで
誰もが皆 夢を探してる
好きだとか 嫌いだとか

青山 太一