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ROTTEN APPLE

何となく生きてて気付いてた
輪っかから外れた猫のように
揺らめく影を踏みにじっては
はにかんだ笑みを浮かべてた

あの日の本のページを覚えてる
酷く滲んだ3ページの文末
元々酷く歪んだわけじゃない
涙で滲んだだけだった

空は青く光ってるのに
地に落ちた僕は醜く腐る
濡れた傘に穴が空く
心は乾涸びていくのに
どんな形でもいいから
叫ばせてくれよ今を

今し方宵が肺を巡ってる
蕩ける夢が頭を支配する
何故か手が冷たく感じる
雪解け水が涙とリンクする

あの日聞いた音楽を覚えてる
酷く霞んだBメロの隙間
元々強く願ったわけじゃない
想いがメロディーに連れてかれる

カーテンの隙間に差し込む光が
連れ込んだ眠り気に突き刺してく
ずれた現実と幻想の狭間で
まだ僕は生きてる

ゆうやけこやけが鳴り響く
静かで淀んだ街の中で
微睡んだビルの影から
手招く僕がいた

空は青く光ってるのに
地に落ちた僕は醜く腐る
濡れた傘に穴が空く
心は乾涸びていくのに
どんな形でもいいから
叫ばせてくれよ今を

見えないままで 今を作る道徳の前で
冷たい朝を迎えるのは 青く欠けた月
朧気に覚えている あの日の旋律が
まだ僕を写してる 腐ったリンゴのように

作品紹介

こんばんは、64「」です

今回はROTTEN APPLEという曲を作らせてもらいました
過去と今の姿をより鮮明に表したつもりです。

次回「埒が明かない」

コメントしてくれるとすごい嬉しいです

山田 学

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