重なりあって始まる夜
行き先もわからず求め合い
ごまかしと偽りの言葉が
君の体をすり抜ける
あると信じていた愛しさも
確かめるすべさへ知らずに
ただひたすら真っ直ぐに
二人の想は時を刻む
何をしようとしてたのか
辿り着けない恋なのか
葉月でいつわる優しさは
二人が紡ぐ帷のように
いつものように触れ合う夜
笑顔の裏に悲しみまとい
うわべだけなぞる言葉が
僕の心を遠ざける
同じ想いを何度も繰り返し
君の苦しみも知ろうとせず
たどり着いたその先は
ただ寂しさを埋める恋
何をしようとしてたのか
悲しさを埋める恋なのか
皐月で彷徨う寂しさは
二人が紡ぐ帷のように
どこから来たのか
すこし吹いた風で
あったはずの思いが
何もないと知った
一瞬で消えるにじむ心を忘れない
本当はやさしいから
作品紹介
人を愛することの意味が分からない臆病な男。いつも自分勝手な恋愛観を女性に押し付けるが
そのこと自体が自分自身を苦しめている。そんな男の心情。でもそんな男をいつも愛している女性がいる。
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