ローカル線の小さな駅で
夏の風に吹かれた
ベンチに腰かけ ふたり並んで
飲んだサイダーの泡
きみの肩に手を回して
抱きしめたいな
日焼けの肌がすこし痛い
こんなに好きになるなんて
思わなかった
友だちからはじまった
ぼくらの物語
こんなに夢中にさせといて
知らん顔
ちょっとイジワルだよ
電車のリズムに合わせ
ハミングしよう
きみの好きな歌を
一緒に歌おう
次のカーブが来たら
きみにもたれよう
潮の香りがついたシャツ
こんなに好きになるなんて
思わなかった
友だちの垣根を
飛び越えたいな
こんなに夢中にさせといて
知らん顔
ちょっとイジワルだよ
海が見えなくなるね
ふたりの夏が過ぎるね
こんなに好きになるなんて
思わなかった
友だちの垣根を
ふたり飛び越えよう
来年もまた一緒に来ようよ
ぼくの言葉に
きには大きく頷くんだ
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