etude 弾けなかった僕に君が
五線譜書いてくれた
etude 聴きたい音見つけるには
その紙がすべてだった
どうせ誰も弾きはしないと
部屋の片隅 佇むアップライト
蜘蛛の巣張って埃まみれ
開くかさえも躊躇われた
今までならば見向きもしない
永い間閉じたままの蓋
でも君がくれたヒントの歌声で
壁の向こう行けそうな気がした
etude 弾けないんだ 当たり前さ
弾いたことないんだから
etude 目指す音色 違い過ぎて
気が遠くなりそうさ
あの日聴いた君の演奏
好きで弾き始めたはずなのに
下手な演奏 冷たい視線
形に成らなくて嫌になる
それでもまだ聴こえるのは
傍に君が居てくれそうで
その笑顔 節立つ指
感じる度どこか満たされる
世界を買える様な財よりも
甘く溶けそうな接吻よりも
君から習った旋律を
僕の手で届けたいよ
etude 弾けそうだよ
張り裂けそうな想いは初めてだよ
etude 聴いてほしいよ
このetude そして僕の心の音
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