トントンとまな板にひびく
リズミカルな音
みそ汁の香りがほのかに漂ってくる
母が父に私と弟の話をしてる
そんなにいいお姉ちゃんじゃないのに
こんなに頑張ってた
こんなに仲良しだったって
いつも無口な父親の
小さな笑い声が聞こえてくる
お布団の中で
うとうとしながら
優しい会話を聞いてる小さな私
そんな朝が大好きだった
ガラガラと引き戸の開く音がして
父親が出かけてく
ハムと卵がフライパンの中ではねてる
お布団の中で
安心しきって
ぬいぐるみだいて眠る幼い弟
もうすぐ母が
扉をあけて
そろそろ起きなさい ごはん出来たよって
そんな朝が大好きだった
作品紹介
小さかった頃の思い出です。
懐かしい私の原風景かな。
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