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「落葉松」 作詩:野上彰 作曲:小林秀雄 歌:よーいち

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作品情報

ジャンル クラシック
参加形態 単独
公開

作品紹介

日本の有名な声楽曲で、近々ある小さなコンサートで歌う予定で練習中の曲です。

この詩は野上彰さんが、1945年(昭和20年)秋に書いたもので、1959年出版の野上の小説「軽井沢物語」の巻末に掲げられています。
野上は、師事した川端康成の山荘がある軽井沢に足繁く通い、詩作の多くに浅間高原の自然や小動物が登場しています。

作曲した小林秀雄さんはこの曲を独唱曲から女声、混声合唱曲へと進化させています。
出来上がった曲のイメージを、小林こうう語っています。
 
 曲は高原の霧雨の中からやってくる。
 やがて激しく心を揺さぶり、再び高原の秋の、雲霧の彼方へと去ってゆく―
 “やがて激しく心を揺さぶり”とありますが、 何が心を揺さぶったのでしょう。
 詩の背景にある、軽井沢の秋を思い浮かべると見えてきそうです。
  優雅な秋の光景を見せてくれる軽井沢。
  そんな秋の軽井沢を雨の中、落葉松の林を、ひとり歩いている。
  やがて秋雨の中で、
   “手が濡れる”
       ↓ 冬へと向かう雨の落葉松林の寂しげな姿
   “心が濡れる”
       ↓ その寂しげな姿に一気に思い出が蘇る
   “思い出が濡れる”
       ↓ その蘇った思い出に自然と涙があふれていた
   “乾いた眼が濡れる”

ピアノ伴奏の3連符が、しとしとと降り続く、秋の長雨のようです
そしてこの3連符が、この曲のエレガントさ、優しさ、心に寄り添ってくれるような気がします、

西之園 淳

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