久しぶりに実家に帰って
懐かしい部屋で見つけたのは
少年時代を象徴する
あの“ヤマハのCDラジカセ”
感情を表に出すのが
苦手だった僕の
心の拠り所だった
音楽を流せば
僕が言いたかったことが
いつも音になって
外に溢れ出てきたんだ
それも大音量で いつもそうだったよ
それだけで救われていたかな
カセットテープに好きな曲を
たくさん録音したりして
伝えたい想いを
代弁してくれる歌を
“音楽集”にして
あの娘に渡したりもした
うまくいかなくても
自分なりに伝えられた
きっとそれが全てで 大切だったのに
いつのまにか
歳をとって
閉じてしまって
どこにも行き場のない
気持ちを圧し殺す
今はそうなんだ
うまくいかないからと
“まあいいか”が多くなって…
音楽を流せば
僕が言いたかったことが
いつも音になって
外に溢れ出てきたんだ
それも大音量で いつもそうだったよ
音楽を流して
まだ思い出せるだろうか
いま外へ向かって
まだあきらめたくはないな
あの頃の感覚を 取り戻せるのなら
取り戻せるのなら
作品紹介
コメント(0)
コメントを読むには、ログインが必要です。