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三毛猫のチビ

三毛猫のチビはね いつでも気まぐれで
柱を引っかいて 気ままに散歩して

こっちを向いてよチビ 鳴き声をきかせてよ
こっちへおいでよチビ ねこじゃらしで遊ぼう

晴れわたる空の下 お気楽で極楽で
降りしきる太陽に しっぽ立ててお返事

三毛猫のチビはね いくつになったって
チビって呼ばれてて ちょっぴりかわいそう

こっちを向いてよチビ もう空が赤いから
こっちへおいでよチビ ねこまんまあげるから

夕暮れの空の下 はにかんでゴキゲンで
沈んでく太陽を 毛づくろいの横目で

三毛猫のチビがね 野良犬にかまれて
虹の橋渡って天国へ行ったよ

もう目覚めないのチビ? 肉球が冷えていく
もう目覚めないのチビ? 鳴き声もきこえない

晴れわたる空の上 チビはきっと浮かんだ
おさかなのうろこ雲 あの上で遊んでる

晴れわたる空の下 あの雲に手を振って……

作品紹介

小さい頃「チビ」って名前の三毛猫を飼ってて、それを思い出しながら書きました。

山岸 さゆり

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