偉そうな態度して
威張るあなたが羨ましいよ
だってまだ生きている
いつもの場所で生きているだろ
身勝手に人の義理
捨て去る君が羨ましいよ
だってまだ生きている
いつものように生きているだろ
沈んだ難破船 溺れた旅行者の
最後のセリフさえ 聴こえず海の底
気に入らぬことに文句垂れようと
無事で居られればそれでいいだろう
不条理に散った命を思えば
今ある我が身のありがたさを知り
何かしら唾を吐き
怒るあなたが羨ましいよ
だってまだ生きている
死んだら何も果たせないだろ
絶望を装って
寝転ぶ君は何を思うの
だけどまだ生きている
死んだら何も残せ無いだろ
飛び去る爆撃機 焼かれた生き物の
悲鳴をあげる間も 無いまま灰が降る
気に喰わぬことが絶えない世の中
愚痴をこぼせたらそれでいいだろう
それぞれに暮らす平穏の陰で
散り散りになった魂を悟る
気に入らぬことに文句垂れようと
無事で居られればそれでいいだろう
不条理に散った命を思えば
今ある我が身のありがたさを知り
難しいことは無い
面倒ならばそのままでいい
だってまだ生きている
今日も呼吸が出来ているから
作品紹介
生きることの哲学めいたものを自分なりに書いてみた。
山岸 さゆりコメント(0)
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