A
使い捨てカメラにたっぷりの思い出
夢一杯に詰め込んだビニール袋
インスタントで出来上がった即席麺
どうせ明日忘れるなら本性暴いてくれ
B
生温いビールなんかに期待して
キスまでが何よりも遠い片道
二次関数的に膨れ上がるムード
上に凸った悪魔のせいにして
急降下する心模様もお約束
サビ
適当に埋め尽くしてくれ
ぶっきらぼうなコンクリートみたく
無感情で揺さぶってくれ
一直線でどストレートかまして
杜撰に扱ってガサツに投げ捨てて
今夜だけなら許される気がしてる
A
悪酔いしちゃったなんて言い訳重ね
精一杯に継ぎ接ぎした枕言葉
ピンポイントで突き刺さったマイノリティも
どうせ明日忘れるなら本性暴いてくれ
C
事の重大さに気づいてしまって
特効薬を探し始めちゃって
戻れないあの夜も君の名前も覚えてない
嫌に暖かい体温だけ忘れられないまま
サビ
丁寧に奪い去ってくれ
思い返す昨日に怖気付いて
伽藍堂で抱きしめてくれ
平行線で器用に恋しちゃって
この夜だけは余所見なんてしないでよ
なんか良い感じで眠れそうなんだ
D
ハズレも当たりも気にしないで
身包み剥いだらもう戻れないね
勢いに任せて台無しにしちゃったって
後ろ髪引かれないように髪でも切りに行こうかな
サビ
適当に埋め尽くしてくれ
ぶっきらぼうなコンクリートみたく
無感情で揺さぶってくれ
一直線でどストレートかまして
杜撰に扱ってガサツに投げ捨てて
今夜だけなら許される気がしてる
E
ああどうして許しちゃったのかな
また人に言えないことが増えちゃったな
こんな夜も青春だって勘違いして
大人になってしまった
大人になれるって思ってしまった
石鹸の匂いが香る白い朝の下
真っ白な頭で帰るの
今頃漸く我に帰るの
作品紹介
※文字数を合わせた部分をA, Bなどのアルファベットで区切っています
喜嶋 陽子コメント(0)
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