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あたりまえの生き方

帰り道 行きつけのカレー屋の店主は
危な気も無しに注文に応えている

いつか聞いてみたんだ
お店は楽しいですか
苦笑い 答えたんだ
好きで始めたんですけどねって

敵わないって思った
自分で選んだ道求める姿
僕が真っ先に諦めた生き方

あたりまえの生き方
馬鹿げてると嘲笑ってた
楽な方に身を委ねて
どうにかなるなんて思ってた

あたりまえの生き方
本当は羨んでた
続けた先に望み叶えた強さに
ただ指を咥えてた

今更だけど
与えられた場所
俯かず歩いていたい

平日の夕方は仕事帰りの晩飯
通い詰めて来てるのに
気に入られてるか 読めない

ある日聞かれたんだ
お店は楽しいですか
苦笑い 答えたんだ
好きで始めたんですけどねって

情けないって思った
願って始めたのに
みんなを笑顔にしたい
そんな望みさえ疑ってた

あたりまえの生き方
どうにか向き合ってた
やがて出来ない自分に出会し
次々見切りを着けてきた

あたりまえの生き方
気付けば見失ってた
義務感に追われて
何の為に始めたのかさえも忘れてた

今度こそ自分で決めた理想
容易く諦めはしない

あたりまえの生き方
いつでも言われてきた
無数の努力を積み重ねて
初めて待ち望む果実が掴めること

あたりまえの生き方
気付けば逃げてるけど
いつか夢みた明日の景色を
誤魔化さずこの手で描きたいから

取り組めるだけ 手を抜かないで
あたりまえに生きていく

作品紹介

属性(+) キー F サビD

世の中であたりまえと言われていることで
本当にあたりまえなことって、
実際どれだけあるのでしょう。

今日と同じような明日が来たり、
もしかしたら、太陽が昇って沈むことさえも、
本当はあたりまえなんかではないのかも知れません。

でも、それをあたりまえのように取り組む姿に
解決や成就へのエネルギーは生まれてくるのかも、
最近になってそんな風に思えるようになりました。

小林 加奈

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