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品川やくざ

やくざが風切る界隈の
通りを若僧 引かれ者
がんじがらめの捕り縄が
さぞや無念の馬の上
今がこの世の見納めか
鈴ヶ森から 誘い風

風に袖口ふくらませ
なにげなさそに 岡っ引き
境の橋行くあきんどを
呼びとめ 小突いて さぐり顔
あぶねえ野郎は手前だろ
尺五の十手がでかすぎら

たまにや艶めく話でも
よかろうと気張って奢り酒
聴けば女は もと賊徒
「ねずみ小町」ときやがった
月が照らした脛の傷
あすは多摩川 越えるとか

作品紹介

うた入りはこちらでどうぞ。

工藤 結衣

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ごっつい身体は 機関車だった
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ヒュルヒュル ヒュルルララ

工藤 結衣