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映画「赤い闇」スターリンの冷たい大地で

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作品情報

ジャンル スクリーンシネマ
参加形態 単独
公開

作品紹介

映画を観た、感想文だと思って頂ければ嬉しいです。文ではなく、「音」にしました。

帝政ロシアでユダヤ人を迫害したロシア帝国は、ユダヤ人指導者たちによって起こされた
レーニン率いる共産党の「ロシア革命」が発端です。理想国家を目的に・・・
人民により成功しウクライナも、一旦は「独立」したのだが・・

1930年代、世界恐慌の中、ソビエト連邦だけが、豊かな暮らしをしていると、
社会主義のプロパガンダは世界に報じていた。西側も、それを信用した。しかし、
その裏には、レーニンから共産党を受け継いだスターリンによって
ソ連共産党に騙された穀倉地帯ウクライナから、すべての穀物がモスクワに運ばれ、
ロシア人の政治的資金やら共産党員の私腹を肥やした。
露共産党にウクライナ人は移住・移動禁止され、村は逃げる事もできず。他の地域から食料の調達
も、断たれ、仕方なく自分の村で小麦の生産を強制されて生きて行かされるハメになった。
豊作であったとしても、すべてを供出させられた。
ウクライナの飢えは限界に達していた。小動物、はもとより家畜などを、生きていく食料
として飢えをしのぐ有様。
バタバタと死んで行く中、まだ生きている人々は、
身内の死体から、肉をそぎ取り、食料にしていたとの記録あり。
飢えて死んだウクライナ人は、数100万人と、言われている・・どんな世界大戦の戦死者よりも、
多い数だ。
スターリンは・・・連邦に組み込まれた小民族の人々を見殺しなんてものじゃなく
「大量虐殺」した・・・いわゆる国家による「ジェノサイド」だ。

穀物はロシアにとって自国ロシアでは寒すぎる為、生産できず、
世界の穀倉地帯と言われているウクライナの穀物生産はロシアの糧であった。

共産党に騙されていたという事に気が付いたウクライナの人々は、反ロシアに
立ちあがった頃です。それに対して報復と言う意味もあり、この「赤い闇」と言われる残虐行為で
町中に、飢えた人たちの「遺体」が転がっていて、とりわけ「子供」たちの死者は、多きにわたった。
それは、凄惨を極め、死者を隠蔽するように、村の「郊外」の大きな穴に秘密裡に「埋められた。」

かつてピューリッツァー賞を受賞した・・ロシア・ニューヨークタイムスのモスクワ特派員さえも、
共産党によってアヘン漬けにされ・・真実は報道されず、むしろ
イギリス人のジャーナリストを「嘘つき」だと、いう記事を送りジャマをする・・
生死をかけた困難な取材はその中で行われた・・・
この真実は、西欧諸国には、ソ連邦崩壊によって、1991年まで、発覚しなかったのです。

名匠アグニェシュカ・ホランドが、息もつかせぬサスペンスフルな語り口、陰影豊かなヴィジュアルで、秘密主義の独裁国家に潜入した実在のイギリス人ジャーナリストの闘いを描出。無力な存在でありながら命の危険も顧みず、眩しいほどまっすぐに真実を追い求めたジョーンズの不屈のドラマとなっている。ジョーンズはいかなる苦難の末に、スターリンの“偽りの繁栄”の実態を暴いたのか。そしてソ連の執拗な妨害工作に阻まれるなか、果たしてその一大スクープを世に知らしめることができるのだろうか?

このジャーナリストは、世界の闇に、飲み込まれ、次の満州国取材で、ロシアのスパイによって、満州で暗殺されたと、
歴史記録にある。恐ろしい映画でした。
またプーチンは、ロシア共産党の一国支配の世界制覇の復活をも、もくろんでいる。

注・エンディング最後に、「底に流れる低音」を「ポツン」と切ってあるのは、曲の「余韻」を残す為の
作品のテクニックの1つです。

その、印象から私の「日記」の様に作った作品です。

井高 健一

コメント(10)

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